５月14日　じりちゅ

晴れ。

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突然ですが、僕は自立できていない。全然できていない。

精神的にもできていないし、経済的にもできていない。っていうか実家に住んでいる。

なによりも精神的に自立したいけど、精神的な自立って言うのは経済的な自立無しには成り立たない。なぜなら「ぼく、経済的には自立していないけれど、精神的には自立しているよ」、なんてのは、家賃を払ってもらって親元を離れて暮らしているようなもので、精神的自立を支えてもらっている、という矛盾した状態だからです。

別に自立が自分のアドバンテージ（「恵まれた環境」とか？）を放棄する事だとは思いませんが、自立できていない人間は何をしても説得力がない。何を言っても説得力がない。もししていることが素晴らしい事だったとしても、言っていることが真実だったとしても、説得力がない。

自立ってのは文字通り自分で立つことで、自分で立たずに、例えば誰かにおんぶしてもらって富士山を登って、「いやあ、登山は最高だね、見なよあの雲海を」なんて言ったところで、「雲海はきれいやけどさあ・・・、お前自分で登ってこなかったくせに何を言うとんねん」って言われるでしょう？

そう、説得力がないんだ。「この仕事好きだ」って言っても、「この服好きだ」って言っても、女の子に「君が好きだ！」って言っても。

いくら大きな声で「好きだ！」って叫んでも、きっとこう聞こえるんじゃないか。

「ちゅきだ！」