7月17日　クラスメイトはケイン・コスギ。

晴れ。

ケイン・コスギが授業にきました。

シーンスタディの授業。教室に見慣れないけど見慣れた顔が。アジア人。最初は「誰？」と思ってんですが眺めているうちに「あれ？なんかケイン・コスギに見える」と思い始める。でも彼の熱心なファンというわけではない僕は確信できずにいました。

しかし先生が「彼はLAからやってきた、僕の友達の生徒だ、えーと、名前はなんやったっけ？」と彼に尋ね、それに対し「ケインです」と答えたのを聞いて「やっぱりかぁ〜！」となりました。

休憩時間に「Do you speak Japanese?」と聞くと「Yes」と言ったので「やっぱりケインさんですよねー！！何してんすか！！」となってちょっと話をしました。

今NYに一ヶ月だけ演技の勉強に来ているそうです。HBでもプライベートレッスンを受けているとか。プライベートレッスンか。金持ちやなあ。

意外と日本語が片言でした。あとでウィキってみると、最初は全く話せなかったそうです。へええ、そうなんや。すごい。

それはともかくシーンスタディ。明日はいよいよ発表会です。みんなのシーンを順番に最初から最後まで通す。お客さん（？）はひとつの芝居を色んな役者たちが分けてやってるのを物語を最初から最後まで通して観るわけです。二人芝居なので混乱はしないでしょう。

で、今日は練習（？）の最終日。ヒカリと僕のシーン。ケインが目の前にいるのには多少気が散りましたがそこは集中力。沈黙を削ってシンプルに。とはいえ、「沈黙を削る事」が目的になってしまってももちろんダメなわけで、キスシーンでは、「本当にしたくなるまで何もするな」と先生に言われました。それぐらいで、基本的には僕への指摘はない。うまく機能しているようです。

でも、明日が発表会ということで、先生が多少演出っぽいことを始めました。で、今日僕がやったことで抜群に機能したものを明日もやるように言われる。「リアル」の「再現」のトレーニングにはもってこいです。

まあそんな緊張するようなことでもないし、気楽にいこう、明日。