6月16日 怒涛の怒曜日。
2007年6月16日 HP(へたれポイント)
晴れ。所により一時雨。
今日はめっちゃ色々して疲れました。8時おきの4時寝。
"Tea(ティー)"というオフブロードウェーの芝居を観にいってきました。戦後のアメリカにおける日本人のwar brideたちを扱ったお芝居。脚本は日系アメリカ人の作家、ベリーナ・ハス・ヒューストン(Velina Hasu Houston)。
War bride(ウォー・ブライド)、日本語で言うと戦争花嫁ですが、なんなのかというと、第二次世界大戦(もしくは第一次世界大戦)後にアメリカ兵の夫を持ち、アメリカに渡った外国人女性のことです。二次大戦後にはアメリカの占領下、アメリカ兵と結婚した日本人ウォーブライドが少なからずアメリカに渡りました。
彼女たちのアメリカでの暮らしはもちろん容易なものではありませんでした。当時国際結婚自体が17の州で「違法」だったことからもそれは容易に想像がつきます。この話はそんな日本人戦争花嫁のとあるコミュニティーを舞台に、5人の日本人女性たちを描いています。言語は日本語を喋っているという体で英語が用いられています。役者は5人のうち3人が日本人、そのうち2人が日本生まれ。
脚本が素晴らしい。日本人の僕にはもちろん響くものが大きいのですが、それを差し引いても人間の共通する本質を考えさせられるいい本だと思います。5人の女たちのアメリカに対する姿勢は一人一人大きく異なりますが、それは世界、人生に対する姿勢とも考えることができ、この作品はそのまま当時の、そして今日の世界の縮図みたいにも見えてきます。
連れていってあげたクラスメイトの日系二世の女の子も、感動して泣いていました。彼女はもっと感じるところがあるでしょう。ウォーブライドはあくまでも自分の意思でこっちに来たのに対し、彼女のような二世、三世のみんなは生まれたらそうだったわけですから、ある意味もっとフェアじゃないわけです。
クオリティどうこう、演技どうこうじゃなくて(それらも悪くなかったです)、久しぶりに深い演劇を観ました。
こうじゃなくっちゃ。
今日はめっちゃ色々して疲れました。8時おきの4時寝。
"Tea(ティー)"というオフブロードウェーの芝居を観にいってきました。戦後のアメリカにおける日本人のwar brideたちを扱ったお芝居。脚本は日系アメリカ人の作家、ベリーナ・ハス・ヒューストン(Velina Hasu Houston)。
War bride(ウォー・ブライド)、日本語で言うと戦争花嫁ですが、なんなのかというと、第二次世界大戦(もしくは第一次世界大戦)後にアメリカ兵の夫を持ち、アメリカに渡った外国人女性のことです。二次大戦後にはアメリカの占領下、アメリカ兵と結婚した日本人ウォーブライドが少なからずアメリカに渡りました。
彼女たちのアメリカでの暮らしはもちろん容易なものではありませんでした。当時国際結婚自体が17の州で「違法」だったことからもそれは容易に想像がつきます。この話はそんな日本人戦争花嫁のとあるコミュニティーを舞台に、5人の日本人女性たちを描いています。言語は日本語を喋っているという体で英語が用いられています。役者は5人のうち3人が日本人、そのうち2人が日本生まれ。
脚本が素晴らしい。日本人の僕にはもちろん響くものが大きいのですが、それを差し引いても人間の共通する本質を考えさせられるいい本だと思います。5人の女たちのアメリカに対する姿勢は一人一人大きく異なりますが、それは世界、人生に対する姿勢とも考えることができ、この作品はそのまま当時の、そして今日の世界の縮図みたいにも見えてきます。
連れていってあげたクラスメイトの日系二世の女の子も、感動して泣いていました。彼女はもっと感じるところがあるでしょう。ウォーブライドはあくまでも自分の意思でこっちに来たのに対し、彼女のような二世、三世のみんなは生まれたらそうだったわけですから、ある意味もっとフェアじゃないわけです。
クオリティどうこう、演技どうこうじゃなくて(それらも悪くなかったです)、久しぶりに深い演劇を観ました。
こうじゃなくっちゃ。
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