5月20日　ハスラー

2007年5月20日 MP（映画ポイント）

晴れ。

DVD「ハスラー(The Hustler)」。先日観た49年バージョンのオールザキングスメンの監督、ロバート・ロッセンの晩年の作品。よい映画です。ポール・ニューマンがものすごく若い。エディー（ポールニューマン）のライバル、ファッツ役がエレガントで好きでした。ジャッキー・グリーソンという俳優だそうです。

DVDのスペシャルフィーチャーに「この場面のこのショットはどう打つのか？」というのがありました。謎のプロが説明をしてくれます。「これはね、カッコよく見えるけど難しくもなんともない」とか実も蓋もないないことを言い出す。面白い。

勝者になるためには才能の他にキャラクターが必要なのだそうです。うーんかっこいい・・・。でもそのキャラクターは作ろうとして作るものじゃないんですよね。自然と培われていくものです。だから結局考えても無駄ですね。ポリシーは持つために持つんじゃないですからね。うーんこんがらがってきた。

バート（ジョージ・C・スコット）みたいにはなりたくないですね。「周りを屍で固めることによって生きてると実感しようとする」。周りを貶めれば相対的に自分が上に立てる、みたいなことでしょうか。そんな暇があれば絶対的な自分を少しでも磨きたいものです。

むずいんですけどね。それが。