4月28日 人形の家
2007年4月28日 MP(映画ポイント)
晴れ。
少し寝坊をしてみました。気持ちがいい。でもバイトでサイクルが出来上がってしまっているためか、それでも7時間で目が覚めました。
DVD「人形の家(A Doll’s House)」。言わずと知れたヘンリック・イプセン(Henrik Johan Ibsen)の代表作、その映画版。アンソニー・ホプキンス(Anthony Hopkins)が若い!!
ノラは人形であった自分とその所有者であった夫に絶望して家を出るわけですが、実は今日においても愛情なんてけっこう独りよがりなものだと思います。相手も自分だと錯覚してしまう、というか。その愛も本当の愛かもしれません、でもそれは自己愛の延長の愛なんです。つまり相手に向けられていない、相手の中の自分に向けられた愛。
例えば社交ダンスだとすると、パートナーのことなんてちっとも考えず、自分の踊りたいように踊るようなものです。で、相手にも自分の理想のダンスを強いようとする。相手とのダンスを楽しむんじゃなくて、「誰かと踊ってる自分」がいかに美しいか、ばっかりを考えている人の多いこと。
相手に自分のダンスを強いて、それできれいに踊ったとしても、そしてそれが楽しかったとしても、それは一人のダンスです。孤独なダンスです。で、いつかパートナーがノラのように去っていくかもしれません。
相手と同化するんじゃなくて、相手との違いを知った上で、それでも一緒にいたいのが真の愛情なんじゃないでしょうか。
なあんてね。
少し寝坊をしてみました。気持ちがいい。でもバイトでサイクルが出来上がってしまっているためか、それでも7時間で目が覚めました。
DVD「人形の家(A Doll’s House)」。言わずと知れたヘンリック・イプセン(Henrik Johan Ibsen)の代表作、その映画版。アンソニー・ホプキンス(Anthony Hopkins)が若い!!
ノラは人形であった自分とその所有者であった夫に絶望して家を出るわけですが、実は今日においても愛情なんてけっこう独りよがりなものだと思います。相手も自分だと錯覚してしまう、というか。その愛も本当の愛かもしれません、でもそれは自己愛の延長の愛なんです。つまり相手に向けられていない、相手の中の自分に向けられた愛。
例えば社交ダンスだとすると、パートナーのことなんてちっとも考えず、自分の踊りたいように踊るようなものです。で、相手にも自分の理想のダンスを強いようとする。相手とのダンスを楽しむんじゃなくて、「誰かと踊ってる自分」がいかに美しいか、ばっかりを考えている人の多いこと。
相手に自分のダンスを強いて、それできれいに踊ったとしても、そしてそれが楽しかったとしても、それは一人のダンスです。孤独なダンスです。で、いつかパートナーがノラのように去っていくかもしれません。
相手と同化するんじゃなくて、相手との違いを知った上で、それでも一緒にいたいのが真の愛情なんじゃないでしょうか。
なあんてね。
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