4月22日　クラスメイトは高橋大輔

晴れ。

最近ダンスのクラスでよく会う日本人の男の子が有名人だったことが発覚。?橋大輔君。フィギュアスケートのものすごい選手でした。

僕のお気に入りの先生の授業に出没し始めた、日本人と思しき彼、初心者の僕よりずっっっとダンスはうまい彼でしたが、僕は勝手に対抗意識を燃やしていました。僕って奴はいつもそうなんです。これがいいことなのか悪いことなのかはわかりません。

でもその彼、学校の外で会った時に道かなんかを尋ねられて、ちょっと話すとすごく物腰が柔らかくていい奴そうだったので、僕の中に敵意は生まれませんでした。

で、今日もクラスが一緒で、帰りエレベーターで会った時に「ダンスけっこう長いんすか？」と聞くと、「いや、実は本業はフィギュアスケーターなんですよ」との答え。

へえ！面白いなと思ってテンションが上がった僕でしたが、フィギュアの熱心なファンであるわけでもない僕は、彼の顔とか知らなかったわけです。

で、僕は「え、名前なんていうんですか？覚えとくわ、出てきたときの為に！」などというあほなセリフを世界選手権の銀メダリストに向かって吐いたわけです。「出てきたとき」って、もう出てきてるっちゅーねんって感じです。しかし謙虚な彼は「あ、高橋大輔っていいます」とちゃんと名乗ってくれました。

僕って奴は彼の名前すら覚えてなかったので「ああそう！わかった覚えとくわ！」などと罰当たりなことを言って別れたのでしたが、帰ってなんとなく、あいつどんくらい頑張ってる奴なんやろう？と思ってググってみると、ものすごい頑張ってる奴だったことが発覚したというわけです。

俺は世界二位の男に何を対抗意識を燃やし、何をえらそうに「名前覚えとくわ〜」とか言っていたんだ・・・。笑いました。織田信成だったら顔も名前もインパクトあるからさすがにわかったと思うんやけどな。

まあでも外国まで来て下手にファンとかにきゃあきゃあ言われるよりあほと喋る方が気が楽だったかもしれませんね、彼も。

残念ながら明後日帰国するそうなので、もう会うことはないと思いますが、ともかく僕はこれから彼を一生懸命応援することに決めました！クラスメイトとして！！！！

結局僕は何回も会っておいて、彼のことをすごい奴だと認識していた時間はなかったわけですが、時間差で今、世界レベルのエネルギーをわけてもらったと思って頑張っていこう。

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DVD「ラスベガスをやっつけろ（Fear and Loathing in Las Vegas）」。「空飛ぶモンティ・パイソン」のテリー・ギリアム(Terence Vance Gilliam）監督です。ジョニー・デップと「21グラム」にも出てたベニチオ・デル・トロ（Benicio Del Toro）、あと脇役にキャメロン・ディアス、クリスティーナ・リッチ、トビー・マグワイアなど、今考えるとなんだかすごいキャストです。スパイダーマン！こんなところで何してんねん！って感じの役です。

狂ってて面白い。そしてジョニーデップの入り込み方はやばいですね。やはり天才か。

天才ってなんや？