4月16日　日陰者に照る月

晴れ。

ようやく「地平線の彼方へ」のシーンが今日終わりました。でもまだタームは半分残っているので、パートナーと話し合った結果、来週からはエドワード・オールビーの「動物園物語（The Zoo Story）」をやる事になりました。ずっとやってみたかった戯曲やし楽しみです。

「地平線の彼方へ」といえば、今同じくユージーン・オニール作の「日陰者に照る月（A Moon for the Misbegotten）」がブロードウェーでやっています。ケビン・スペイシー（Kevin Spacey）とコルム・ミーニイ（Colm Meaney）、そしてイブ・ベスト（Eve Best）という舞台の女優が主演。

先日それを観にいってきました。友人が朝から学生チケットを取ってくれました。そのチケットっていうのが、26ドルやのに最前列なんです。しかも端っこじゃないんです。僕の1メートル目の前でケビン・スペイシーを初めとする俳優たちが見事な演技を披露してくれました。最高に贅沢な時間。NYに住んでる方は是非是非学生チケット、ゲットして下さい。限定公演なのでお早めに。

外大でこの戯曲を勉強した時に抱いたイメージとはかけ離れた、笑いに満ちた力強い舞台でした。訛りのある英語は多少難しかったですが、なんせ主演の3人がそれぞれしっかり演じていて、3時間があっという間に感じました。

僕ももう一回いこうかしら。