3月15日　最良の選択

雨。しかもまた寒い。もう嫌や。

マイズナーテクニック。パートナーとの個人練習の甲斐もあり、先週よりはずいぶんマシに。でも相変わらず「あがごらげぎまっはは〜〜〜〜！！」と撃沈。パートナーはイギリス人。個人練習を続けたらクイーンズイングリッシュも身につくかしら。

このエクササイズ、英語でやってると英語に足を引っ張られすぎてしまうため、日本語で試してみたいとかねがね思っていたのですが、その願いが今日叶いました。このクラスをずっと取っているベテランっぽい日本人の学生が「日本語の方が簡単やと思うならやってみようや」と言ってくれたため。

いやあ、日本語でも難しいですよ。よく考えたら授業でアメリカ人やイギリス人の生徒もめっちゃ苦労してるんやから、同じことですね。でも日本語でやることによって、このテクニックの本質に近づけたとは思います。英語の段階で止まってたら前に進めないですからね。英語が読めないのに英語の本の読書感想文なんか書けないでしょう？それと一緒です。

アメリカで学習する身として、英語にこだわっていくのはとても大事。でも、その時その時で柔軟な判断はしていかないといけないと思います。英語に限らずですが、変に固執するのではなく、今の自分に最良の選択をしていくこと。本末転倒になってはいけない。だから僕はこのエクササイズ、イギリス人のパートナーと英語で頑張っていく同時に、日本語でも誰か相手を見つけてやっていけたらなと思っています。相手募集中。

でももしマジでこのメソッドを日本語でやるなら、多少改良も必要だと思います。英語圏で生まれたメソッドなんだから、日本語でやるとどうしても違和感が生まれるからです。いやはや、まったく言葉って奴は、、、生きている。まあだから、ほんとのほんとは英語を完璧に身に付けてから英語でやるのが一番いいのは間違いないんですよ？それはわかってます。

授業後、MaxというアベニューBのイタ飯屋へ。ケンジさんつながりの日本のプロの俳優の人と飲む。努力は基本だということを言われる。「自分が特別努力してる」というのは驕りだ。幻想だ。幻想に酔っていては死んでしまう。じゃあどうするのか？更なる努力？工夫？運？うん？う〜ん。

最後にふとノムさんの名言を。

「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」