1月25日 クィーン
晴れ。

英語の発音のクラスで抜き打ちでスピーチをやらされました。全然まとまらないダサいスピーチをやってしまう。スピーチの練習ってどうやるんだろうか?

学校の帰りに映画館へ。「クィーン(The Queen)」。アメリカ(NY?)では映画は金曜日公開なんですが、クイーンもいい加減やってるのでもしかして今日で終わるんじゃないかと思って観ることにしました。みんな考えることは一緒なのか、シアター4はほぼ満席。

エリザベス女王にそっくりということで賞をとりまくってるヘレン・ミレン(Helen Mirren)ですが、そっくりということで、もちろん文字通り、完璧なクイーンズ・イングリッシュを話します。他の人たちも然り。というわけでリスニングにはけっこう苦労しました。

トニー・ブレアとか女王様とか、思いっきり現職の人を扱ってここまで正統派の映画作品になってるのがすごい。こういうのを描くに当たって圧力とかってかからないんでしょうか?まあかかるんでしょうね。首相の奥さんは作中では君主制に反対でしたが、本当やとしても創作やとしても、あんなんとかも本人的にはどうなんやろう。

勝手な国民に要求される、「あるべき姿」に振り回される女王様が可哀想です。彼女には彼女なりの思うところがあるのに、振り回された挙げ句彼女が行きついたのは、国民を満足させるためだけの、「誰のものでもない言葉」。それが仕事って言ってしまえばそうなんやろうけど、なんて孤独なんだ。だからブレア首相への忠告はリアルです。首相も同じくらい人気商売ですからね。

ヘレン・ミレン良かったです。そして女王様と友達になりたい。

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