10月6日 Drumstruck!
2005年10月6日 OP(音楽ポイント)
小雨。
前々から観たかったオフブロードウェイショー「Drumstruck(ドラムストラック)」を観にいってきました。放課後タイムズスクエアのtktsにてディスカウントチケットを購入。tktsではブロードウェイのチケットやオフブロードウェイのチケットが当日券限定で25%〜50%割引で買えます。大人気のものはありませんが種類は豊富です。50%引きで購入。で、劇場に行ってみるとなんと最前列。ニューヨークにいらっしゃる皆さん、tktsお勧めします。
ドラムストラックは、南アフリカの太鼓(ジェンベっていうんですかね?)を初めとする打楽器のリズムとダンス、時にはアフリカの歌によって構成されているパフォーマンスです。パフォーマーは十数人、「ヤッ!」と叫び全員が太鼓を演奏するその姿は圧巻です。
で、このショーの売りというか、アツい所は、観客参加型であるというところです。なんと観客は全員自分専用のジェンベを持たされ、一緒になってビートを刻むのです。
ドンドコドンドンドンドコドンドンという振動で観客とパーフォーマーの間の、そして文化の間の壁が破壊されていく。めちゃめちゃ楽しいのに何故か泣けてきました。
パフォーマーは演奏の仕方を教授してくれ、指揮をして僕らを導きます、いたずらも交えながら。「Mama liye〜、Mama liye〜〜〜」という民族の歌も教えられみんなで合唱。日本の大学のスワヒリ語科の友人を連れて来てやりたい。この歌がスワヒリ語なのかどうかは知りませんが。
音楽が世界を救うってのはほんとかもしれない。
最近ブルックリンやクイーンズでは"Hate crime"と呼ばれる人種間のいさかいからの犯罪や訴訟が相次いでいます。黒人労働者の不当解雇、逆に白人への暴行。
先日そのことについてエッセイを書いてみました。その中で僕は、
「差別意識というのはなくならない。いくら法や規制を作ってみたところで、所詮法は紙の上。命を持った人間、社会という生き物には影響を及ぼせないんだ。」
というようなことを書き、
「人種間や他の差別意識を忘れる唯一の方法は、皮肉にも戦争(共通の敵の存在)だったりするのだ。」
と続け、
「宇宙人の襲来でもあれば、地球の全人類は手を取り合うんじゃなかろうか。」
としめました。
しかし今日、ドラムストラックを見て、パフォーマーよりむしろ観客を見て、そうでもないぞと思うことができました。もちろん音楽があって戦争もあるというのが現実ですが、観客の笑顔に僕は「地球市民」の可能性を見出しました。
宇宙人がやってきたら、宇宙の音楽聴きたいな。
前々から観たかったオフブロードウェイショー「Drumstruck(ドラムストラック)」を観にいってきました。放課後タイムズスクエアのtktsにてディスカウントチケットを購入。tktsではブロードウェイのチケットやオフブロードウェイのチケットが当日券限定で25%〜50%割引で買えます。大人気のものはありませんが種類は豊富です。50%引きで購入。で、劇場に行ってみるとなんと最前列。ニューヨークにいらっしゃる皆さん、tktsお勧めします。
ドラムストラックは、南アフリカの太鼓(ジェンベっていうんですかね?)を初めとする打楽器のリズムとダンス、時にはアフリカの歌によって構成されているパフォーマンスです。パフォーマーは十数人、「ヤッ!」と叫び全員が太鼓を演奏するその姿は圧巻です。
で、このショーの売りというか、アツい所は、観客参加型であるというところです。なんと観客は全員自分専用のジェンベを持たされ、一緒になってビートを刻むのです。
ドンドコドンドンドンドコドンドンという振動で観客とパーフォーマーの間の、そして文化の間の壁が破壊されていく。めちゃめちゃ楽しいのに何故か泣けてきました。
パフォーマーは演奏の仕方を教授してくれ、指揮をして僕らを導きます、いたずらも交えながら。「Mama liye〜、Mama liye〜〜〜」という民族の歌も教えられみんなで合唱。日本の大学のスワヒリ語科の友人を連れて来てやりたい。この歌がスワヒリ語なのかどうかは知りませんが。
音楽が世界を救うってのはほんとかもしれない。
最近ブルックリンやクイーンズでは"Hate crime"と呼ばれる人種間のいさかいからの犯罪や訴訟が相次いでいます。黒人労働者の不当解雇、逆に白人への暴行。
先日そのことについてエッセイを書いてみました。その中で僕は、
「差別意識というのはなくならない。いくら法や規制を作ってみたところで、所詮法は紙の上。命を持った人間、社会という生き物には影響を及ぼせないんだ。」
というようなことを書き、
「人種間や他の差別意識を忘れる唯一の方法は、皮肉にも戦争(共通の敵の存在)だったりするのだ。」
と続け、
「宇宙人の襲来でもあれば、地球の全人類は手を取り合うんじゃなかろうか。」
としめました。
しかし今日、ドラムストラックを見て、パフォーマーよりむしろ観客を見て、そうでもないぞと思うことができました。もちろん音楽があって戦争もあるというのが現実ですが、観客の笑顔に僕は「地球市民」の可能性を見出しました。
宇宙人がやってきたら、宇宙の音楽聴きたいな。
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