10月3日　

晴れ。

寝たのは遅かったですが枕が変わったからか早くに目覚める。ゆっくり準備をして外に出ると清々しい空気、僕は深呼吸をしました。と、なんと！、吐く息がほんのり白く残ります。なんてこった、まだ十月三日ですよ。冬の訪れを予感しテンションだだ下がり。

学校へ。月曜日は始まるのが特に早く、8時から授業があります。そして最後の授業が終わるのが21時半・・・。やはり自分で時間割立てるべきだったかもしれません。次のクウォーターは自分でいい感じに立ててみようと思います。

数学。少々緊張して言ったのですが数学という名の算数でした。最初にローマ数字を覚えさせられ、その後掛け算と割り算、公倍数や公約数、素数などをさらっとやる。まあ最初の授業やから一応の一応って事でしょうか。やれやれと苦笑しながら割り算をしていると、横の黒人の女の子が顔をしかめて「・・・ええ？」と言いました。分からないようです。

コミュニティーカレッジは勉強したいけど環境が整っていない人に広く門戸を開放しているのでほんまに何も知らない人もいます。英語の授業にアメリカ人が多いのも同じ理由でしょう。

余談ですが、僕のおねえは単位制高校（？）で先生をやっています。だから訳ありで勉強をせずに育ってきた人たちも大学に合格するべくやってくるのですが、マイナスの概念が理解できない、なんていう子や、5−3がどうして2なのかどうしても分からない、なんていう子がいるそうです。大人になってから算数を学ぶのはより難しいって事ですね。僕だってうまく説明できるか自信ないです。おねえ頑張れ。

そんなこんなの懐かしの算数なのですが、高校以来、筆算というものをやったことがない僕も、人のこと言えないぐらい変に緊張しました「え？これで合ってる・・・やんな？」、いたいな。文系の皆さんやその他の算数から離れている皆さん、たまには足し算引き算、掛け算や割り算の筆算をやってみてはいかがでしょう、きっと心の奥の変な感覚が刺激されてむずがゆくなると思います。

夜、先週へこまされたビジネスの授業。負けてたまるかと気合入れて行ってきました。先週は緊張もあったのか、今日はまだましでした。それでも3時間半の長い授業、しかも長い一日の最後の授業、ぶっちゃけ授業の最後の方は集中力とエネルギーが切れていました。一生懸命聞いているのですが、ふと気付くと全然違うこと考えてたりします。トフルのリスニングを解いてる時も同じ現象に悩まされた記憶があります。「聞く」という行為に集中するのではなく「話されている内容」に集中するのが大事。

うーん奥が深い。

写真：タイム・ワーナー・ビル