10月1日　再び引越し

晴れ。

グスタヴォの家で目覚めた僕はグスをたたき起こしブルックリンのYMCAへ。今日は仮住まいから引越しです。不動産屋を通して見つけたシェアの物件へ。手数料15％を12％にまけてもらって850ドル。うーんまだ高い。もしかしたらあと一回ぐらい引っ越すかもしれません。予約してきてもらった車にて。荷物が多くて別途料金を取られチップ込みで80ドル。何かと金が飛んでいきます。とほほ。

ハーレムの中心に位置する新しい家。めっさ広い部屋が自慢です。めっさ広い部屋やのに友達呼ぶの禁止なところが最大の弱点です。ルームメイトは持ち主のおじちゃんデヴィッド、僕と同じく今日越してきたイタリア人の女の人、コロンビア大学の学生のアメリカ人の男の子の三人です。どんな生活が始まるのか。陽気なイタリア人のお姉さんの「Oh， my new life in New York！」という言葉が妙に耳から離れません。

引越しが終わると「オリエンテーション」といって家の決まりや近所をデヴィッドが説明してくれました。けっこう綺麗なでかいお風呂。無理かなと思ってたのですが好きなだけバスタブにお湯張って浸かっていいそうです。留学生はもちろんのこと、ニューヨーカーも恐れるニューヨークの冬（緯度は青森県と一緒ですが寒波がきたらわやになります）に向けて、ちょっと安心。きれいなキッチン。コンロが5つもあり、オーブンやレンジ、トースターやコーヒーメーカーもありほくほく。これでようやく自炊ができます。節約。

グスタヴォはなんだか気に入らない様子。確かにデヴィッドは少々ビジネスライクです。でもそれは一長一短でしょう。学生だけで済んでる場合、物がなくなったりうるさ過ぎたり、秩序がなくなり過ぎるんだという話もあります。グスタヴォはすぐ引っ越せとうるさいですがとりあえずはここに住んでみます。友達を呼べないのはたしかに痛いんですけどね。

住んで都にしてみちゃおう。