9月16日 そうなれれば。。。
 曇り。

 グッゲンハイムに再び。金曜夜は任意料金、払いたいだけでOKです。ミニマムが1ドル、僕とアイは1ドルで入りました。先日見れなかった4・5・6階に加えてRussia!という特別展示も見る。グスタヴォと同じく、建築家志望のアイはむしろ美術館の建物そのものに心を奪われていました。

 その後ロレナやグスタヴォ、オーズィーと合流してハビエロの送別会。毎週誰かが去っていく。さよならだけが人生だ。そして時の流れの速さ。ハビエロは38歳のイタリアン。見事に禿げ上がった頭を揺らしながら嬉しそうにビールを飲んでいました。彼は独身で、毎年休暇を取ってちょろちょろしているそうです。今年はNYというわけ。「独身貴族」という言葉を教えてあげるとはははと笑って繰り返していました。いつも笑顔のかわいいおっちゃん。

 僕はいつも笑顔でいるなんてとてもできません。僕はけっこう思ったことが顔に出るタイプです。そして一回へこんだらなかなか元気になれません。愛想笑いのひとつでも覚えなあかんなーというわけですが、ハビエロの場合は違うんですね。彼はいつでも心から楽しんでいるのです。そうあれるのは何故か?彼は自分の人生に心から納得し、心から満足しているのです。

 寮に帰ってきた後、絵を描いて彼にあげました。草原、道、鏡のようにあべこべになった「FUTURE」の文字。必死で歩いてくるのは誰だ。

 心から笑って生きていこう。

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