雨。だだ濡れ。

 北海道土産、白い恋人かじりながら。いつもながらなんておいしいお菓子なんだ。甘みが無意味に疲れた心身に染み渡ります。とある人に、お土産含めありがたいものを色々いただきました。ありがとう。

 さて、実家からパクってきたこの本。おかんが「すぐ読めるから」と渡してきたのですが、本当にすぐ読めました。2、3時間ですか。そしてばり泣いてしまいました。題材や雰囲気なんかはけっこうありふれているのですが、心にストレートにこられ、何度もうるうる、最後は電車の中なのに涙が。

 なんで泣いてしまったのか。少年の心の美しさにでしょうか、僕の中の少年性の消失にでしょうか。僕もまっすぐになりたい。まっすぐって事は、自分の中の可能性を最大限に引き出してくれます。迷いがないということですからね。でも成長に従ってそういうまっすぐさは消えていきます。ある意味駄目になっていくわけです、成長と共に。そんなナンセンスな動物は人間のほかにいないでしょう。

 あるいはナンセンスな動物が作ったナンセンスな社会に対応していくためにはそんなナンセンスな変化を成長と呼ぶべきなのでしょうか。悔しい。でもじゃあ僕は対応して終わりにはしたくないので、やはりまっすぐになりたい。

 ところでコントに出させていただく事になりました。

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