雨降らず。ずっと晴れ公演です。

 六日目!!!!!!観にきてくれた皆さんありがとうございます。残りの公演だんだん減ってきました。不思議な感覚。

 2ステージ。昼公演。凡ミスなし、テンポ良し。個人的な話、大切な友人や優人がきてたのでやはりどこか気合が入っていたのでしょうか。珍しく気合がいい方向に働いたようです。そして僕が凡ミスの有無にかなり内面を左右されるタイプだということもあると思いますが、いい感じに役(パッション)と自分(冷静)のバランスをコントロールができたように感じます。

 とはいうものの後半少々集中力が途切れ決まったお芝居になるところもちらほら。もっと舞台を、役を生きる事。

 てゆうか昼公演は冷房が効き過ぎていて超快適。快適すぎてお客さんのことが心配になりました(僕たちは動いている上、舞台上の気温は5〜10℃程も高いのです)。

 夜公演。足取り重い。18日と同じくエネルギー配分をミスったようです。18日はそれを理解できないまま舞台に上がり、結果散々な演技を垂れ流してしまいました。今日はその教訓を生かし、舞台袖(舞台裏)で「神藤カモン、カモン、カモン!!」、無理やりテンションを高め、何とかやりきりました。

 役と自分のバランス、昼と比べ圧倒的に自分が支配権握る。だめです。ならばととことん冷静に、実験を交えつつ(演出は特にノーコメントだったので自己満だったようですが)やってみる。その場その場はウソの演技という感じでもなかったですが、やはり一本通すべき筋が弱くなります。演技はパズルじゃない。こういう事は稽古段階でやるべき事、反省。

 公演後、主宰の伊藤さんと制作のマヤグチ、女優マキちゃんが来宅。みんなで銭湯に。たまらなくすっきり。先日のダンサー(6月16日参照)に引き続き、風呂場で筋トレに励む男を発見。プロフェッショナルはそこここにいるものです。

 僕の家で雑談。疲れてはいるようですが、こういう時間も公演のクオリティを上げるのに役立ちます。というのも、僕だけかもしれないですが、開演直前にパニックになりそうになったら、役者の顔、音響の顔、照明の顔、制作の顔、と思い出していけば不思議と落ち着いたりするんですね。

 頭に「フランスパン」という山を思い描く事で「自分」という木の仕事を把握できるからなのでしょう。お客の目に触れるのが僕らの仕事、それを全力でこなせばいいのだ、と。そしてあともうひとつ、やはり愛が僕を落ち着かせるのでしょう。「大丈夫、○○がついてる、××もついてる」みたいな。甘いといわれるかもしれませんが仕事だって人間同士の付き合いの一つ。愛をもって臨むべし。結果、消えうせる悪しきプレッシャー、高まるクオリティ。

 愛は幻想でしょうか?

追記:相内さん(今回の小屋、JUNGLE in→dependent theatreの小屋主(?)さん)、お誕生日おめでとうございます。誕生日ケーキを前にすると、誰でも少年に戻るのだということが分かりました。

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